柳カトラリーと燕カトラリー

カトラリーの選び方で暮らしが変わる

カトラリーは簡単には壊れない

カトラリー(スプーンやフォーク、ナイフなど)は、誰の家にも必ずと言っていいほど存在する、生活必の需品的な道具。僕の家にもたくさんあります。家族の人数の3倍以上のカトラリーがじゃらじゃらと。

なぜか金属の塊が好きなんですよ。ホームセンターのネジ売り場に行くとちょっとテンションが上がってしまいます。「カラスか!」と言われることも。笑
そんなだから、ステンレス製のカトラリーには惹かれてしまうのです。でも、滅多に壊れる物じゃないから、増える一方なんですよね。

100円でも1000円でも、カトラリーはずっと使える物と言えます。
安価なほどコスパが高くなり、高価なほど使う喜びが大きくなります。あなたならどちらを優先します?

 

おしゃれなカトラリーが多すぎて選べない

インテリア系の展示会に行くと、間違いなくカトラリーが並んでいます。用途は同じですが、デザインや素材に特徴があり、どのブランドもこだわりがあっておしゃれ。見ていて楽しいのですが、いざ家で使う物を選ぼうと思うと、なかなか絞り込めません。

すでに我が家はカトラリー飽和状態なので、特に必要というわけではないのですが、今までの選択がどこか「他人の評価、トレンド」を気にしていたことろがありまして…。長い時を経て、実は自分の好みじゃないかもと思い始めたところ。
次に選ぶカトラリーは、生涯を共にしようと、真剣に探しました。

でも、バイヤーという仕事柄、あまりにも多くのカトラリーを見てきたので、心に響くような一目惚れはなく。しばらく忘れることにしました。

我が家のカトラリー
我が家に溢れるカトラリー

ある時、某カフェでケーキに添えられていた小さなフォークに「oh!?」となったのです。しかも見たことがあるシルエット。カタログでちょっと気になっていた燕市で作られてるカトラリーでした。調べてみるとマット(艶消し)もあるじゃないですか!

実は、次は鏡面仕上げではなくマットがいいなと思っていたのです。サラリとした手触りや品のある光り方が上品で。
どんなにピッカピカの新品を買っても数ヶ月後には傷だらけになるし、ヴィンテージのような雰囲気になるには何年も(もしかしたら何十年かも)かかるので、最初からこ慣れた感じで使いたいなと。

試しにスプーンとフォークのマットを1本ずつ買ってみました。程よい重さとフィット感。「これだ。これがいい!」。

というわけで、生涯を共にしようと思えたカトラリーは、新潟県燕産のボレロマットに決定。
超シンプルなのですが、首の細さと柄(持ち手)の厚みや丸み、そして手触りの良いマット感がとても良い感じ。なにより、美しいフォルム。

カトラリーを買い替えたいと思っている方の参考になればと思います。

 


燕カトラリーボレロ(マット

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